このたび、娘様を病により急逝されたご両親様から、相続に関するご相談をいただきました。
大切なお子様を突然亡くされた深い悲しみの中で、相続について考え、さまざまな手続きを進めなければならないことは、ご家族にとって大きなご負担であったことと思います。
今回ご相談いただいたのは、娘様が遺された退職金や保険金、預貯金などの取り扱いについてでした。
「これらは相続財産になるのだろうか」
「相続税について何か手続きが必要なのだろうか」
「このままにしておいて問題はないだろうか」
ご両親様がお持ちだったご不安や疑問を一つひとつお伺いし、相続関係や財産の内容を整理しながら、必要となる手続きについて確認していきました。
今回のケースでは、確認した財産の範囲では相続税の申告が必要となる基準を下回ることが見込まれ、行政書士として新たにお引き受けする相続手続きもなかったため、ご相談後に当事務所への手続費用が発生することもありませんでした。
それでも、ご両親様からは、「相談して安心しました」と、大変ありがたいお言葉をいただきました。
「何もしなくて大丈夫」と分かることも、相続相談の大切な役割です
相続のご相談というと、遺産分割協議書の作成や各種名義変更など、「何か手続きを依頼するために行政書士へ相談するもの」と思われる方もいらっしゃいます。
しかし、必ずしもそうではありません。
専門家に状況を話し、何が必要で、何が必要ではないのかを整理する。
それだけで、漠然と抱えていた不安が軽くなることもあります。
特に、大切なご家族を亡くされた直後は、悲しみの中でさまざまな書類や手続きに向き合わなければなりません。
「これで本当に大丈夫なのだろうか」と不安を感じられるのは、決して珍しいことではありません。
アール行政書士オフィスでは、手続きを受任することだけを目的とするのではなく、まずはお客様のお話を丁寧に伺い、現在の状況を整理することを大切にしています。
ご相談の結果、行政書士に依頼する手続きがなければ、その旨をきちんとお伝えします。
必要に応じて、税理士、司法書士など他の専門家へのご相談が適切な場合には、その点もご案内いたします。
相続は、一人ひとり事情が異なります。
「相続財産がどれくらいあるのか分からない」
「退職金や生命保険金、預貯金をどう考えればよいのか」
「自分たちの場合、どのような手続きが必要なのか」
そんな疑問やご不安がありましたら、どうぞ一人で抱え込まず、アール行政書士オフィスへご相談ください。
手続きが必要な場合はもちろん、「相談した結果、特に依頼する必要はなかった」――それでも安心してお帰りいただけることを、私たちは大切にしています。

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